クレジットカードは日本だけでも数えきれないくらいの種類が発行されており、付帯されているサービスや年会費、利用できる店舗などはそれぞれ異なります。
そのため「クレジットカードを作りたいけど、何を作れば良いのか分からない」「初めてのクレジットカードは何がおすすめ?」と迷ってしまうこともあるでしょう。
そこで本記事では、初めての人にもおすすめできる珠玉のクレジットカードをご紹介します。
複数の候補から1枚を選ぶ際のポイントや、2枚目のサブカードを作る際に気を付けたいポイントなども併せてみていきましょう。
「あまりに種類が多すぎて、どのクレジットカードを発行すれば良いのか分からない……」
このような悩みを抱えた人も多いのではないでしょうか。
ひとくちにクレジットカードといっても「銀行系」「交通系」「流通系」などさまざまなジャンルがあり、それぞれのジャンルで数多くのカードが発行されています。
あまりに膨大な種類があるため、そこから1枚に絞り込むのは大変な作業です。
そこで、2023年時点の日本で手に入るクレジットカードの中でも、特におすすめできるカードをランキング形式で紹介します。
【JCB CARD Wのおすすめポイント】
JCB CARD Wは、18~39歳限定で入会できるクレジットカードです。
最大の特徴はポイント還元率の高さ!ほかのJCBカードと比べて、国内でも海外でも還元されるポイントが常に2倍。パートナー店舗を利用すると、ポイントが最大で21倍まで大きくなることも。
「価格.com クレジットカードカテゴリ人気ランキング 2022上半期・2022下半期ポイント高還元率カード部門」で2期連続の1位を獲得していることからも、その人気が伺えます。
カード番号が裏面にも表示されない番号なしタイプなら最短5分でカード番号発行も可能で、「今すぐ買い物でクレジットカードを使いたい」と考えている方にもおすすめです。
申込資格 | 18歳~39歳以下 |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~5.5%(最大21倍) |
旅行保険 |
海外旅行保険:最高2,000万円(利用付帯) |
ETCカード | あり |
家族カード | あり |
電子マネー・タッチ決済 | JCBのタッチ決済、QUIC PAY |
ポイントの使い道 | キャッシュバック、nanaco、楽天ポイント、Amazon等 |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】
三井住友カード(NL)は、カード番号やセキュリティコードなどの重要な情報が券面に表示されない「ナンバーレス」をいち早く導入したクレジットカードです。
まず、年会費は永年無料。仮に1円も使わなかったとしても、あとから年会費が請求される心配はありません。
また、旅行保険も充実しており、デフォルトで最高2,000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)がついています。さらに「選べる保険」の切り替えによって「日常生活安心プラン(個人賠償責任保険)」「ケガ安心プラン(入院保険(交通事故限定))」「持ち物安心プラン(携行品損害保険)」のいずれかに切り替えることも可能です。
特定の店舗でポイントアップになる特典も充実しています。
たとえば「セブン-イレブン」「ローソン」「マクドナルド」「すき家」等特定の飲食店やコンビニでVisaのタッチ決済、Mastercard®コンタクトレスを使った支払いをすると、通常ポイントを含んで最大5%が還元されます。
申込資格 | 18歳以上(高校生を除く) |
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年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.50%~10.00% |
旅行保険 | 海外旅行保険:最高2,000万円(利用付帯) |
ETCカード | あり |
家族カード | あり |
電子マネー・タッチ決済 | Visaのタッチ決済、Mastercard®コンタクトレスなど |
ポイントの使い道 | Vポイントアプリ、Tポイント、Amazonギフト券など |
【三菱UFJカードのおすすめポイント】
三菱UFJカードは、三菱UFJニコスが提供するクレジットカードです。日本の中でも屈指の銀行「三菱UFJ」が名前に含まれているとおり、バツグンの安心感があります。
「グローバルポイント」がどんどん貯まっていく点も特徴です。まず入会特典として最大10,000円相当(2,000ポイント)のグローバルポイントが貯まります。
さらに、セブン-イレブン、ローソン、ピザハット、松屋、コカコーラの自販機での支払いに利用することで、最大5.5%の還元も可能です。
貯まったグローバルポイントはMUFGカードアプリを使ってすぐにAmazonギフトカードに交換できます。
申込資格 | 18歳以上 |
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年会費 |
1,375円 |
ポイント還元率 | 0.5〜5.5% |
旅行保険 | 海外:最高2,000万円(利用付帯) |
ETCカード | あり |
家族カード | あり |
電子マネー・タッチ決済 | Visaのタッチ決済、Mastercard®コンタクトレス |
ポイントの使い道 | 他社ポイント移行、キャッシュバックなど |
【イオンカードセレクトのおすすめポイント】
イオンカードセレクトは、キャッシュカードとクレジットカード、電子マネーWAONが1枚になったカードです。
イオングループをメインで使っている人であれば、財布が一気にスマートになります。電子マネーWAONでのお買い物の際に加え、オートチャージした際にも電子マネーWAONポイントが貯まることで、お得に買い物できるでしょう。
「イオングループの対象店舗ならWAON POINTがいつでも基本の2倍!」「各種公共料金の支払いに利用すると1件につき毎月5WAONポイントプレゼント」といった特典もあり、日常生活の支払いをイオンカードセレクトにまとめることでどんどんお得になっていくでしょう。
年間カードショッピング50万円以上など、一定の条件を満たした場合に年会費無料のゴールドカードを発行しているという、驚きのサービスもあります。
申込資格 | 18歳以上 |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.50%~1.0%以上 |
旅行保険 | ショッピング保険:50万円まで |
ETCカード | あり |
家族カード | あり |
電子マネー・タッチ決済 | WAON、Visaのタッチ決済、Mastercard®コンタクトレスなど |
ポイントの使い道 | 電子マネーWAONに交換 |
【セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードのおすすめポイント】
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは、スーパーでもファミレスでも、最大還元率2.0%を実現できる高還元のクレジットカードです。
通常の支払いでは1,000円の支払いで1ポイント(5円相当)の還元率のところ、QUIC PAYで支払うと4ポイント(20円相当)が還元されます。
さらにJCBや三井住友カードのような最短5分のカード番号発行にも対応。
後日郵送で届けられるカードは表面にも裏面にもカード番号・有効期限・セキュリティコード等の記載がないナンバーレスであり、重要な情報を盗み見られる心配がありません。
申込資格 | 18歳以上 |
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年会費 |
1,100円 |
ポイント還元率 | 0.50%~2.00% |
旅行保険 | - |
ETCカード | あり |
家族カード | あり(デジタルカードはなし) |
電子マネー・タッチ決済 | iD、QUICPayなど |
ポイントの使い道 | Amazonギフト券、キャッシュバックなど |
【エポスカードのおすすめポイント】
エポスカードは、マルイでの買い物がグッと便利になるクレジットカードです。
まず、マルイのネット通販を利用する場合、エポスカードを利用すればいつでも配送料が0円になります。送料の高騰が叫ばれている現在、ネット通販をたくさん利用する人にとっては嬉しいサービスといえますね。
また、マルイの店舗・ネット通販で年に4回訪れる「マルコとマルオの7日間」では、期間中なら何度でも商品が10%OFFという特典もあります。
加えて、全国10,000以上の店舗で割引や優待が受けられるため、レジャーやエンタメが趣味の人であれば、お得な毎日を過ごせるはずです。
海外旅行保険についても、一般カードとしては珍しく「自動付帯」になっているので、急に海外に行くことになっても安心です。
申込資格 | 18歳以上 |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.50% |
旅行保険 | 海外旅行保険:最高500万円(自動付帯) |
ETCカード | あり |
家族カード | なし |
電子マネー・タッチ決済 | Visaのタッチ決済 |
ポイントの使い道 | Amazonギフト券など |
【ライフカードのおすすめポイント】
ライフカードは、最短2営業日でスピーディに発行できるクレジットカードです。年会費はずっと無料のため、余計なコストの心配も無用です。
ポイントアップの特典も多く、まずカードを作った初年度は還元率が1.5倍に。誕生日がある月なら還元率が3倍になります。
さらに「ステージプログラム」を採用しており、最上位の「プレミアム」に認定されると、通常還元率が2倍になります。
ライフカードのショッピングモール「L-Mall」経由の買い物なら最大25倍と、びっくりするようなポイントアップも可能です。
申込資格 | 18歳以上(高校生除く)で、電話連絡が可能な方 |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 |
0.5%~1.5% |
旅行保険 | - |
ETCカード | あり |
家族カード | あり |
電子マネー・タッチ決済 | - |
ポイントの使い道 | Amazonギフト券など |
【PayPayカードのおすすめポイント】
PayPayカードは、年会費が永年無料のクレジットカードです。
ソフトバンク、ワイモバイルユーザー向けの特典がたくさん用意されている特徴があり、たとえばソフトバンクスマホ/ケータイ通信料等の最大1.5%のポイントが付与されます。
Yahoo!ショッピングとの親和性も高く、毎日最大7%のポイント付与に加え、「5のつく日」なら最大+4%’(合計11%)の還元も可能です。
「カードのデザインをよこ型とたて型から選べる」「国際ブランドをJCB/Visa/Mastercard」から選べるなど、柔軟なカードデザインがあるのも魅力でしょう。
申込資格 | 18歳以上(高校生を除く) |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.00%~1.50% |
旅行保険 | - |
ETCカード | あり |
家族カード | あり |
電子マネー・タッチ決済 | Visaのタッチ決済、Mastercard®コンタクトレス、JCBのタッチ決済 |
ポイントの使い道 | PayPayでの支払いなど |
【楽天カードのおすすめポイント】
楽天カードは、楽天グループとの親和性が高いクレジットカードです。
年会費は永年無料なうえ、通常デザイン以外に「楽天イーグルス」「ディズニー」「YOSHIKI」など好きなデザインから選ぶこともできます。
カードの機能性としては、ポイント還元率がとにかく高いというメリットがあります。
たとえば、新規入会で2,000ポイント、初回利用の翌月25日ごろに進呈される3,000ポイントと合わせ、入会と利用だけで最大5,000ポイントが受け取れます。
そもそもの還元率も1.0%と高く、楽天市場アプリの支払いで楽天カードを使うと3.5%以上の還元が得られるなど、楽天グループのサービスを利用するごとに還元率が上がります。
24時間365日体制のモニタリングによる不正検知など、セキュリティ対策も万全です。
申込資格 | 18歳以上 |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 |
1.0% |
旅行保険 | 海外旅行保険:最高2,000万円(利用付帯) |
ETCカード | あり |
家族カード | あり |
電子マネー・タッチ決済 | 楽天Edy、Visaのタッチ決済、Mastercard®コンタクトレスなど |
ポイントの使い道 | 楽天市場での支払、楽天ペイなど |
【リクルートカードのおすすめポイント】
リクルートカードは、脅威の還元率1.2%を誇るクレジットカードです。
還元率1.0%「なら高還元といわれるなかで、無条件で1.2%の還元率は破格といえます。さらに「じゃらん」「ポンパレモール」など、カードを利用すると最大4.2%のポイント還元も可能です。
貯まった「リクルートポイント」はPontaポイント、dポイントに交換できるため、使い道にも困りません。
ここまでの高還元が実現できるのに年会費は無料!申し込みもWEBで完結するため、手間なく手続きを進められます。
申込資格 | 18歳以上 |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.2~4.2% |
旅行保険 |
海外旅行保険:最高2,000万円(利用付帯) |
ETCカード | あり |
家族カード | あり |
電子マネー・タッチ決済 | nanaco、楽天Edy、モバイルSuicaなど |
スマホ決済 | Apple Pay、楽天ペイなど |
ポイントの使い道 | Pontaポイントなど |
【アメリカン・エキスプレス・カードのおすすめポイント】
アメリカン・エキスプレス・カードは緑色の券面をしていることから、通称で「グリーン・カード」とも呼ばれます。
「VISA」「Mastercardに並ぶ」国際ブランド「アメリカン・エキスプレス」が発行するクレジットカードです。
月会費として1,100円が必要というのは一般カードとしては高いと感じるかもしれませんが、受けられるサービスは国内のゴールドカード並みという特徴があります。
特に保険関連が充実していて、国内旅行保険は最高5,000万円、海外旅行保険が最大5,000万円、ショッピング保険が年間最大500万円と十分な補償を受けることができます。
国内の通用度が低いイメージがあるかもしれませんが、現在はJCBを利用できる店舗ならアメリカン・エキスプレス®・グリーン・カードも利用できるため問題ありません。
海外旅行でも安心の24時間日本語サポートも利用できるため、頻繁に海外に行く人なら魅力的なクレジットカードです。
申込資格 | 20歳以上 |
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年会費 | 13,200円 |
ポイント還元率 | 0.50% |
旅行保険 |
海外旅行保険:最高5,000万円(利用付帯) |
ETCカード | あり |
家族カード | あり |
電子マネー・タッチ決済 | アメックスのタッチ決済 |
ポイントの使い道 | マイル、ホテル、楽天ポイント、キャッシュバックなど |
【ローソンPontaプラスのおすすめポイント】
ローソンPontaプラスは、年会費無料でありながら1%の高還元率が実現できるクレジットカードです。
新規入会と利用で最大5,000ポイントがもらえる特典をはじめ、毎月10日・20日にローソンでの支払いに利用すれば最大6%の還元率を達成できます。
さらにローソンスイーツはいつでも10%のポイント還元が受けられるなど、ローソンを使えば使うほどお得になる特典が満載です。
Apple Pay(QUICPay)に対応していることもあり、決済もスマートに済ませられます。
申込資格 | 18歳以上 |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.00%~6.00% |
旅行保険 | - |
ETCカード | あり |
家族カード | なし |
電子マネー・タッチ決済 | - |
ポイントの使い道 | ローソンなどPonta加盟店 |
【ローソンPontaプラスのおすすめポイント】
ローソンPontaプラスは、年会費無料でありながら1%の高還元率が実現できるクレジットカードです。
新規入会と利用で最大5,000ポイントがもらえる特典をはじめ、毎月10日・20日にローソンでの支払いに利用すれば最大6%の還元率を達成できます。
さらにローソンスイーツはいつでも10%のポイント還元が受けられるなど、ローソンを使えば使うほどお得になる特典が満載です。
Apple Pay(QUICPay)に対応していることもあり、決済もスマートに済ませられます。
申込資格 | 18歳以上 |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.00%~6.00% |
旅行保険 | - |
ETCカード | あり |
家族カード | なし |
電子マネー・タッチ決済 | - |
ポイントの使い道 | ローソンなどPonta加盟店 |
【Tカード・プライムのおすすめポイント】
Tカード・プライムは、Tポイントがどんどん貯まることでおすすめのクレジットカードです。
通常でも1.0%の還元率がありますが、毎週日曜日の利用は1.5%、リボ払いの利用なら2.0%の還元など、使用する曜日や利用方法によって還元率が上がっていきます。
電子マネーやスマホ決済にも対応しており、「Tマネー」「Apple Pay」「Google Pay」でスマートな支払いも可能です。
申込資格 | 18歳以上 |
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年会費 | 実質無料 |
ポイント還元率 | 1.0~1.5% |
旅行保険 |
海外旅行保険:最大2,000万円 |
ETCカード | あり |
家族カード | なし |
電子マネー・タッチ決済 | - |
ポイントの使い道 | Tポイント加盟店 |
【セブンカード・プラスのおすすめポイント】
セブンカード・プラスはいつでも、どこでもnanacoポイントが貯まるクレジットカードです。
年会費無料でありながら、新規入会と条件達成で最大5,000nanacoポイントが獲得できます。
セブン&アイホールディングスでは優遇やボーナスポイントが充実しており、特にセブン‐イレブン、イトーヨーカドー、デニーズ、ヨークマート、ヨークフーズ、ヨークプライスでは200円(税込)ごとに2nanacoポイントを得ることも可能です。
nanacoカードへのチャージができる唯一のカードでもあり、チャージ200円ごとに1ポイントが貯まります。
セブン-イレブンやイトーヨーカドーを積極的に利用している人には魅力的なクレジットカードといえます。
申込資格 |
・原則として18歳以上で、ご本人または配偶者に継続して安定した収入がある方 |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.50%~1.00% |
旅行保険 | - |
ETCカード | あり |
家族カード | あり |
電子マネー・タッチ決済 | nanaco |
ポイントの使い道 | nanaco対応店舗 |
【ACマスターカードのおすすめポイント】
ACマスターカードは、消費者金融として有名なアコムが提供するクレジットカードです。
年会費は無料であり、世界中のMastercard加盟店で支払いに利用できます。
現物のカードを即日で受け取れるのも強みで、自動契約機(むじんくん)コーナーを利用すればその場でカードを発行できます。
さらに、ポイント還元がない代わりにキャッシュバックに対応しているのもメリットです。毎月の利用金額から0.25%が自動的にキャッシュバックされるため、ポイント交換手続きの必要がありません。
アプリ上でバーチャルカードを発行することで、手元にカードがなくてもインターネットでの買い物に利用することもできます。
申込資格 | 18歳以上 |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | - |
旅行保険 | - |
ETCカード | - |
家族カード | - |
電子マネー・タッチ決済 | - |
ポイントの使い道 | なし |
【dカードのおすすめポイント】
dカードは年会費無料ながら、1.0%のポイント還元が受けられるお得なクレジットカードです。
更に「マツモトキヨシ」「JAL」「オリックスレンタカー」などのdカード特約店であれば、ポイントが2.0%以上貯めることも可能です。
ネットショッピングも同様で、「dカード ポイントモール」を経由して買い物するだけで1.5~10.5倍のポイントがたまります。
電子マネー「iD」が搭載されていることもメリットで、カードリーダーにカードを差し込む手間なくタッチだけで支払いが完了します。
さらにスマホ決済の「d払い」を活用することで、常時2.0%を貯めることも可能です。
申込資格 | 満18歳以上(高校生を除く) |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1%~2%以上 |
旅行保険 | ショッピング:年間100万円まで |
ETCカード | あり |
家族カード | あり |
電子マネー・タッチ決済 | iD、Visaのタッチ決済、Mastercard®コンタクトレス |
ポイントの使い道 | d払い、ドコモスマホ代、dポイント加盟店など |
【Orico Card THE POINTのおすすめポイント】
Orico Card THE POINTは、年会費無料のポイント高還元率カードです。年会費無料でありながら還元率は1.0%になっており、入会後6ヶ月間は2.0%までアップします。
国際ブランドのタッチ決済にも対応しており、毎日の買い物でも支払いをスムーズに進めることもできます。
ApplePayにも対応しており、コンビニ、スーパー、ガソリンスタンド、アプリなど、多くのシーンでスムーズな決済が可能です。
申込資格 | 18歳以上 |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 |
1% |
旅行保険 | - |
ETCカード | あり |
家族カード | あり |
電子マネー・タッチ決済 | iD、QUICPay |
ポイントの使い道 | dポイント、Amazonギフト券など |
【Visa LINE Pay クレジットカードのおすすめポイント】
Visa LINE Pay クレジットカードは、LINEポイントの還元が受けられるクレジットカードです。
還元率は1.0%と高く、事前にLINE Pay残高をチャージしなくても支払いができるとても便利な後払いサービス(チャージ&ペイ)にも対応しています。
LINEクレカ(P+)なら利用分の5%がポイント還元されるため、LINEポイントでポイ活している人に特におすすめできます。
申込資格 | 18歳以上の方(高校生は除く) |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 |
0.5% |
旅行保険 | 海外旅行保険:最高2,000万円(利用付帯) |
ETCカード | あり |
家族カード | あり |
電子マネー・タッチ決済 | Visaのタッチ決済 |
ポイントの使い道 | LINE Pay残高チャージ |
【ビックカメラSuicaカードのおすすめポイント】
ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラでも、普段のお買い物でも、ビックポイントとJRE POINTを両方貯められるクレジットカードです。
ポイント還元率の高さが魅力的で、特にビックカメラの買い物で利用すれば最大11.5%の高還元が実現します。
普段の利用でも1.0%、オートチャージ・モバイルSuicaへのチャージで1.5%、JR東日本運営の通販サイト「JRE MALL」で買い物をすればJRE POINTの還元率が最大3.5%など、ビックカメラ以外のシーンで高還元なのも魅力です。
海外旅行保険が自動付帯されるため、海外旅行のお供にも最適です。
申込資格 | 18歳以上 |
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年会費 |
524円 |
ポイント還元率 | 1%~ビックカメラで最大11.5% |
旅行保険 |
海外旅行保険:最高500万円(自動付帯) |
ETCカード | あり |
家族カード | なし |
電子マネー・タッチ決済 | Suica |
ポイントの使い道 | Suica、ビックカメラなど |
【三菱UFJカード VIASOカードのおすすめポイント】
VIASOカードは、「ポイントが自動的に1年後の請求額に充当」という「自動キャッシュバック」が魅力のクレジットカードです。
クレジットカードのポイントには多くの場合で有効期限があり、期限までに交換したりキャッシュバックしたりという手続きが面倒に感じる人も多いのでは?
VIASOカードなら自動でキャッシュバックされるので、面倒な手続きが必要ありません。
加えて「年会費無料」「携帯電話やインターネット、ETCの利用でポイント2倍」といった特典も見逃せません。
申込資格 | 18歳以上で安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方(高校生を除く) |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5~1.0% |
旅行保険 | 海外旅行保険:最高2,000万円(利用付帯) |
ETCカード | あり |
家族カード | あり |
電子マネー・タッチ決済 | Mastercard®コンタクトレス |
ポイントの使い道 | 自動キャッシュバック |
【ファミマTカードのおすすめポイント】
ファミマTカードは、ファミリーマートでの会計時に利用すると200円(税込)につき最大4ポイントが付与されるクレジットカードです。
FamiPAYをファミマTカードでチャージするとチャージ金額の0.5%分のFamiPayボーナスを還元されるなど、ひんぱんにファミリーマートを利用する人に特におすすめできます。
ファミマTカードにTSUTAYAのレンタルサービスを追加することもできるため、財布をかさばらせずに便利に利用できます。
申込資格 | 18歳以上でご連絡が可能な方 |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~最大2.0% |
旅行保険 | - |
ETCカード | あり |
家族カード | なし |
電子マネー・タッチ決済 | FamiPay |
ポイントの使い道 | Tポイント加盟店 |
【bitFlyer Credit Cardのおすすめポイント】
bitFlyer Credit Cardは、ポイントではなく暗号資産の「ビットコイン」が貯まる異色のクレジットカードです。
買い物金額に応じて暗号資産取引所「bitFlyer」のアカウントに自動でビットコインが貯まり、貯まったビットコインはbitFlyerで売却もできます。
ビットコインはポイントやマイルと違って有効期限がないため、失効する心配もありません。
ナンバーレスでシンプルな券面はセキュリティ性能も高く、Apple Pay、QUICPayにも対応しています。
申込資格 | 18歳以上(高校生不可) |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
旅行保険 | - |
ETCカード | なし |
家族カード | なし |
電子マネー・タッチ決済 | QUICPayなど |
ポイントの使い道 | ビットコインとしての投資 |
ここまで、「ポイント還元率が高い」「年会費が無料」などの特徴を持ったおすすめのクレジットカードを紹介してきました。
ただ、それでも候補になるカードは多いですよね。
クレジットカードは1度作ったあとは長く愛用することになるからこそ、自分に合う「最高の1枚」を見つけたいものです。
ここからは、自分に合った最高のクレジットカードを見つけるための選び方のコツ・ポイントをご紹介します。
最初の1枚で何を作るか迷っている場合、年会費が無料のクレジットカードを選ぶのがセオリーです。
これまで現金払いで支払ってきた人にとって、クレジットカードは未知の世界といえます。「試しに使ってみたけど、やっぱり現金の方がいいかも……」と思うかもしれません。
また最近では「電子マネー」「スマホ決済」といった新たな決済手段も登場しているため、そちらのほうに魅力を感じる可能性もあります。
そんな場合に、年会費が有料のクレジットカードでは、保有するだけで余計なコストが発生してしまいます。
クレジットカードをどれだけ使いこなせるか分からないうちは、年会費が無料のカードにしておくのが無難でしょう。
ただし、ひとくちに年会費が無料といっても、クレジットカードによって無料になる条件が異なる場合があります。
【年会費無料の条件の違い】
永年無料 | 条件はなく、誰でも年会費が一切かからないタイプ |
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初年度無料 | 初年度の年会費のみ無料。2年目以降は年会費が発生するタイプ |
条件付きの無料 | 「1年で〇万円以上使えば年会費無料」という条件が付いたタイプ |
どれくらいクレジットカードを使うか定かでない時は、「永年無料」のクレジットカードを選ぶようにしましょう。
年会費が同水準であれば、少しでも「ポイント還元率」が高いクレジットカードを選びましょう。
【ポイント還元率とは】
利用金額に対して何%のポイントが獲得できるかの割合を示すもの
たとえば1,000円の支払いで1ポイント=1円換算のポイントを10ポイント獲得できる場合、ポイント還元率は1%です。
クレジットカードのポイント還元率は0.5%程度が平均値ですが、なかには1.0%以上の還元率を誇るカードもあります。
ただし、ポイント還元率を比較する際は「元々の還元率が高い」だけでなく、「普段のポイント還元率は平凡でも、特定の店舗で高くなる」という場合もある点に注意が必要です。
どのようなシチュエーションでクレジットカードを使うかによって、選ぶべきクレジットカードは変わってきます。
特定の店舗で利用するよりも、さまざまな店舗の支払いに利用する可能性が高い人は、元々のポイント還元率が高いクレジットカードを選びましょう。
その際に基準になる還元率は1.0%です。常に1.0%以上の還元率があるクレジットカードなら、高還元ということができます。
おすすめは「リクルートカード」で、基本還元率が1.2%と他社よりも高めの設定になっているのがメリットです。
普段のポイント還元率が低くても、特定の店舗では高還元が実現できるタイプのクレジットカードもあります。
代表的なカードが「三井住友カード(NL)」でしょう。
三井住友カード(NL)の基本還元率は0.5%で、普段の還元率は決して高いとはいえない水準です。
ただ、特定の店舗の支払いに利用することでポイントが爆上がりするサービスが用意されています。
【三井住友カード・対象のコンビニ・飲食店で最大5%還元】
「セブン-イレブン」「ローソン」「マクドナルド」「すき家」でVisaのタッチ決済、Mastercard®コンタクトレスで支払うと、通常のポイント分を含んだ5%のポイントが還元
若者をはじめ、誰でも日常的に使うコンビニ、飲食店で還元率が10倍になるという破格のサービスです。
もし特定の店舗で買い物をする機会が多い場合は、その店舗でのポイント還元率が爆上がりするクレジットカードを探してみましょう。
旅行や出張によく出かける人の場合、付帯保険が充実したクレジットカードを選ぶのもおすすめです。
クレジットカードに付帯している保険なら、旅行先でケガや病気になった際も安心して治療を受けることができます。
旅行の際に付帯保険が手厚いクレジットカードを持っていれば、自身がケガや病気になった際の補償だけでなく、事件や事故などのトラブルに巻き込まれた時に家族が救援にくる費用も補償の対象になる場合もあります。
付帯保険はクレジットカードのグレードが高いほどしっかりした補償が付帯する傾向にありますが、その分だけ年会費などのコストが心配です。
コストと補償のバランスが良いのは「JCBゴールド」で、年会費11,000円(税込)で初年度無料ながら、海外で最高1億円、国内でも最高5,000万円の旅行傷害保険が付帯します。
クレジットカードは現金を用意しなくても支払いができる一方、カードリーダーに挿入して暗証番号を入力しないと支払いができないケースもまだまだあります。
「日常の買い物で使うには、いちいち支払いが面倒……」
このように感じている人もいるのでは?
そんなときは、「電子マネー」「タッチ決済」の機能がついたクレジットカードを選ぶことをおすすめします。
カードリーダーに挿入したり暗証番号を入力したりする必要がなくなるので、スムーズな会計が可能です。
電子マネーにチャージして電子マネーで支払うことで、簡単にポイント2重取りが実現することもメリットです。
クレジットカードによって選択できる国際ブランドは異なるため、「自分が好きな国際ブランドを選べるか」というのも重要な比較ポイントになります。
それぞれの国際ブランドの違いを理解しておくことで、より自分に合ったクレジットカードが選べるようになるでしょう。
VISAは、知名度・シェアともにNo.1といっても差し支えない国際ブランドです。使用できる国の数や店舗の数など、世界トップクラスを誇ります。
特にアメリカ方面に強いとされており、ハワイやアメリカに旅行に行く人に向いているといえるでしょう。
Mastercardは、VISAに次ぐ知名度と通用度を誇る国際ブランドです。
なかでもヨーロッパ方面に強いとされており、ロンドン・パリ、ミュンヘンなどへの旅行を計画しているなら検討したいところです。ただ、現在ではVISAが使えればMastercardを使えるケースも多いです。
Mastercardは、コストコでの支払いに唯一利用できるカードとしても知られており、コストコでひんぱんに買い物をするなら利用価値が高くなるでしょう。
JCBは日本発の国際ブランドであり、国内で根強い人気を誇ります。「日本語による相談が可能」など日本人に向いた細やかなサービスを提供していることでも知られており、東京ディズニー関連の特典が欲しい方にもおすすめできます。
海外旅行については、アジア圏での通用度が高い点が特徴です。日本人に人気のグアムやハワイ、香港、台湾などであれば、問題なく利用できるでしょう。
ただ、アメリカ・ヨーロッパ方面での通用度は高くなく、観光地を外れると対応していないケースも多いようです。
American Expressは文字通りアメリカ発祥の国際ブランドであり、他の国際ブランドよりもステータスが高いことでも知られています。
JCBと同様にプロパーカードを発行しており、なかでも「ブラックカード」は、American Expressに認められた方だけが所有できます。
ここまで、さまざまな種類のクレジットカードを紹介してきました。
ひとくちに「クレジットカード」といっても、発行元の会社によって「〇〇系」という系統に分けることができ、系統ごとに異なる特徴を持つのが一般的です。
自分が欲しいと思っているクレジットカードがどの系統に含まれるかを知ることができれば、サービスの特徴を知る助けになります。
系統によって「審査が厳しい・柔軟」「即日発行が可能・厳しい」など特徴が異なるため、候補を絞り込む前から系統ごとの違いを知っておいても損にはなりません。
銀行系は文字通り、銀行または銀行のグループ会社によって発行されているクレジットカードのことです。
「ナンバーレス」「サインパネルレス」などセキュリティ対策を率先して導入する傾向にあり、ブランドの有名さからステータス性も高いです。
銀行ATMの利用手数料の無料特典などもあり、ATMをひんぱんに利用する人にとっては好相性といえます。
信販系は「JCBカード」「オリコカード」「アメリカン・エキスプレス」「ジャックスカード」など、信販会社が提供しているクレジットカードです。
JCBやアメックスなど国際ブランドが提供しているカードが属していることもあり、一般的に銀行系と並んでステータスが高いとされています。
また、提供しているクレジットカード会社が多いため、「ランク」「付帯サービス」「年会費」など、さまざまな条件から自身に合った1枚を選びやすい点も魅力と言えるでしょう。
交通系は、JRなどの公共交通機関によって発行されているクレジットカードです。
通常のSuicaよりも効率的にポイントが貯まる特典などがあり、普段よく利用している交通機関と相性の良いクレジットカードを選ぶと毎日の通学・通勤がお得になります。
交通系ICのオートチャージ機能が付いているクレジットカードを選べば、電話の利用がますます快適になるうえ、財布も太りません。
流通系は「エポスカード」「イオンカード」に代表されるような、ショッピングモールや小売店舗が発行しているクレジットカードです。
カードと関連する店舗での割引が受けられたりポイント還元率がアップしたりと、特定の店舗での特典が充実している傾向にあります。
ショッピングモールは専業主婦や学生がメインターゲットということもあり、年会費が無料のカードが多いという点も特長です。
また、メインターゲットが主婦や学生のため、審査で高収入は求められにくい傾向にあります。
消費者金融系は「ACマスターカード」に代表されるように、消費者金融が発行しているクレジットカードです。
流通系と並んで審査スピードが早く、最短即日でカードを受け取ることも可能です。
また、キャッシング利用を前提にしていることもあってか、一般的には他の「〇〇系」と比較して審査は柔軟に行われる傾向にあるとされます。
クレジットカードの中には、「女性」「学生」「主婦」など、特定の性別や職業、属性に特化したサービスを提供している商品もあります。
学生なら「学生に特化したクレジットカード」を選ぶことで、一般カードよりも充実したサービスを受けることができるでしょう。
ここでは、性別や属性ごとにおすすめできるクレジットカードの選び方を紹介します。
主婦の人がクレジットカードを持つ場合、普段の買い物でポイントが貯まりやすかったり、値引きの特典が得られたりするクレジットカードがおすすめです。
たとえば「イオンカードセレクト」の場合、イオングループを利用すると得られるポイントが2倍になります。
また、JCB CARD W(またはPlus L)に関しては、そもそも還元率が1.0%とJCBカードのなかではお得ですが、「ウェルシア」「Amazon」「スターバックス」等の特約店での支払いに利用すると更にポイントが2倍~約20倍になります。
クレジットカードの中には、学生向けに特化したクレジットカードも多く用意されています。
たとえば「学生専用ライフカード」では以下のような特典があります。
【学生専用ライフカードのメリット】
最大2,000万円までの海外旅行傷害保険が自動付帯され、海外での利用でキャッシュバックが3%も得られるという強力な特典が満載です。
仲間との卒業旅行のために作成したいクレジットカードといえますよね。
学生のうちからクレジットヒストリーを積み上げることで、社会人1年目からゴールドカードの審査を通過できることもあるかもしれません。
クレジットカードといえば、「カードを受け取るまでに数日~数週間かかる」というイメージがありませんか?
実は、現在では必ずしも数日以上の待ち時間が必要とは限りません。
以下のような手段で、申し込んだ当日からクレジットカードを利用できるカードも多くあります。
即日発行の種類 | クレジットカードの例 |
---|---|
特定の場所でクレジットカードを申し込み、カードを当日に受け取れる |
・ACマスターカード |
カード番号が申し込んですぐに発行される |
・三井住友カード(NL) |
まず、特定の場所でカードを申し込んだ当日に受け取れるタイプ。
ACマスターカードはアコムの自動契約機、エポスカードはマルイ等の「エポスカードセンター」、セゾンはセゾンカウンターで、それぞれ最短即日でカードを受け取って買い物に利用できます。
もう1つは、カードではなく、「カード番号」などの情報が即座に表示されるタイプ。
クレジットカードの専用アプリにカード番号が表示されることで、オンラインショッピングで利用できます。
クレジットカードは、申し込みさえすれば誰でも作れるわけではありません。
所定の申し込み手続きのあとに審査が行われ、クレジットカード会社の要件をクリアして初めて契約まで進むことができます。
クレジットカードの手続きをスムーズに進めるためにも、大まかなクレジットカードの作り方の流れは知っておくと良いでしょう。
クレジットカード会社ごとに申し込み手続きの進み方は異なりますが、共通するのが「必要書類の提出」です。
多くのクレジットカード会社で、以下2つの書類提出が求められる事になるため、事前に準備しておくことをおすすめします。
本人確認書類としては「運転免許証」「パスポート」「マイナンバーカード」などが一般的ですが、健康保険証や住民票の写しでも複数枚の提出を条件に提出できる場合があります。
ただ、一部のクレジットカード会社では本人確認書類の提出が不要なケースもあります。
たとえばJCBでは以下の4つの方法から、本人確認のやり方を選択可能です。
- インターネットでお支払い口座を設定
- カードお届け時、運転免許証で本人確認
- 画像データで本人確認書類を提出(アップロード)
- 郵送で必要書類を提出
このうち、「インターネットでお支払い口座を設定」に関しては、本人確認書類の提出が不要になります。
事前にこのような「書類無しで本人確認できる方法」を選択することが分かっているなら、書類の用意は必要ありません。
クレジットカードの申し込み手続きでは、オンライン上のフォームに必要情報を入力していきます。
クレジットカード会社によって必要な情報は異なりますが、主に以下のような情報が求められることが一般的です。
【クレジットカードの申し込みで入力を求められる情報】
なお、クレジットカードによっては勤務先の電話番号の入力が必要なケースもあります。これは、職場に電話をかけて「本当に申込者が在籍しているか」を確かめるためです。
また、複数の国際ブランドから選べる場合、このタイミングで選択します。
申し込み完了後に国際ブランドを変更することはできないので、よく考えましょう。
どうしても迷った時は、世界的に通用度が高い「VISA」「Mastercard」のいずれかがおすすめです。
申し込みが完了すると「お申込番号」が発行され、審査が行われます。
審査が長引いているときなどは、お申込番号を使って審査状況を確認することが可能です。
審査にかかる時間はクレジットカードごとにさまざまで、一般的には1~2週間ほどかかるとされています。
ただ、最近は「最短5分でカード番号発行」「最短即日発行」などスピード発行に対応したカードも増えており、選ぶクレジットカード次第ではその日のうちに利用を始めることもできます。
審査通過後、1~2週間くらいでクレジットカードが本人の手元に郵送されます。
基本的には簡易書留で送られてくるため、本人または同居の家族が受け取ることになります。
一方、オンラインショップでの支払いに利用する場合等、カードが手元に届かなくてもカード番号を先に利用できる場合もあります。
たとえば「三井住友カード(NL)」では最短5分の即時発行に対応しており、カード番号をすぐに受け取ることも可能です。
カード本体が不要のオンラインショップでの会計のほか、スマホのキャッシュレス決済に利用することもできます。
クレジットカードは1枚しか持てない、という決まりはありません。希望すれば、2枚目、3枚目のクレジットカードを持つことも可能です。
ただ、1枚目と全く同じサービスや特徴を持つカードを持っても2枚持ちのメリットは得られません。
ここでは、2枚目以降のクレジットカードを選ぶ際のポイントをご紹介しましょう。
2枚目のカード(サブカード)を作る場合、メインカードとは違った種類の国際ブランドを作ることをおすすめします。
クレジットカードの国際ブランドは種類ごとに世界での通用度や利用できるサービスが全く異なるためです。
「VISA」「Mastercard」「JCB「AMERICAN EXPRESS」「ダイナースクラブ」「Union PAY(銀聯)」という代表的な国際ブランドの特徴をまとめると以下のとおりです。
世界5大国際ブランド | 特徴 |
---|---|
VISA | 世界シェアNo.1の国際ブランド。世界中で高い通用度を誇る |
Mastercard | VISAに次ぐシェアの国際ブランド。欧米での通用度が高い |
JCB |
日本発の国際ブランド。日本国内やアジア圏での通用度が高い |
AMERICAN EXPRESS | ステータス性が高い国際ブランドとしての認知度が高い |
ダイナースクラブ | ステータスが高い国際ブランドとされ、グルメ関係の特典が充実している |
Union PAY(銀聯) | 中国発の国際ブランド。発行枚数なら世界トップクラス |
クレジットカード1枚で全ての特徴を兼ね備えたクレジットカードというものは、まずありません。
2枚目のクレジットカードを作る際は、1枚目でカバーできていない部分を補うような使い方をすることをおすすめします。
メインのクレジットカードがポイント還元率に特化している場合、旅行保険の内容が薄いことも考えられます。
特に国内旅行保険は、年会費無料のカードでは付帯していないことも珍しくありません。
その場合、サブカードでは「海外旅行保険」「国内旅行保険」が手厚いクレジットカードを選びましょう。
ただし、クレジットカードの旅行保険には、カードを持っているだけで保険が付く「自動付帯」と、旅費を支払うことで保険が付く「利用付帯」に分かれます。
可能であれば、「自動付帯」が適用されるクレジットカードがおすすめです。
1枚目がプライベート用のクレジットカードの人で、個人用と仕事用の収支をわけたい場合は「法人カード」を作るという方法もあります。
法人カードと個人向けカードを分けて使うことで仕事用の出費をまとめることができ、経費計算や精算が分かりやすくなるでしょう。
クレジットカードによっては個人カードと法人カードを一緒に持つことで還元率が上がるタイプもあるため、メインカードの発行会社でそのような還元率アップのサービスが付いた法人カードがないか確認してみましょう。
最後に、おすすめのクレジットカードに関して、よくある質問と回答をまとめました。
初心者がクレジットカードを作る場合、「年会費が永年無料」のカードを選ぶことがおすすめです。
年会費が無料といっても、「永久に無料」「初年度のみ無料」「利用金額などの条件を満たせば無料」などのパターンがありますが、永年無料であれば作っておくだけでも年会費は必要ありません。
「様子見で、とりあえず1枚作ってみたい」と考えている方は、特に年会費永年無料はこだわりたい部分です。
年会費が永年無料でありつつ、「ポイント還元率が高い(できれば1%以上)」「特典が豊富」といったサービスがあるカードが狙い目でしょう。
クレジットカードの審査について、どのクレジットカード会社でも「審査の通過基準」は公表していません。
よって「審査が甘い」と断言できるクレジットカードは存在せず、どれだけ高年収の人でもクレジットカードの審査に落ちる可能性はあります。
ただ、一般カードであれば「定期的な収入がある」「過去にクレジットカードやカードローンの延滞の記録がない」といった基本的な要素をクリアしていれば、カードの発行は決して難しくありません。
一方でゴールドカードやプラチナカードといったハイクラスのクレジットカードの場合、年収や勤続年数、他社申込件数などの結果によっては審査落ちの可能性もあります。
クレジットカードを海外に持っていくなら、「海外旅行保険が付帯している」「空港ラウンジが無料で使える」といった特典を利用できるクレジットカードがおすすめです。旅行保険が付帯していれば万が一現地でケガや病気になってしまったとしても安心です。空港ラウンジを使えれば快適な待ち時間を過ごせるため、疲れることなく移動できるでしょう。
国際ブランドは行き先によっておすすめが異なりますが、「VISA」「Mastercard」であれば世界中で通用するためおすすめです。
初めての人がクレジットカードを作るなら、年会費が「永年無料」のものが狙い目です。もし思ったほど使わないとしても、年会費がかからなければコストを気にせず保有し続けられます。
国際ブランドで迷う場合、世界的な通用度が高い「VISA」「Mastercard」が良いでしょう。
そのうえで「ポイント還元率」「付帯サービス」を比較して、自身に合うカードを選びましょう。ただ、クレジットカードは多機能ゆえに、1枚で全てのサービスを網羅できるカードは存在しません。
1枚目でカバーできないサービスについては、2枚目のサブカードを持つことも検討しましょう